H23_aki_FE_AM Q61~Q70 Ans.
平成23年 秋期 基本情報技術者 午前 問題
解答と解説
問 61
解答 エ
事業中断の原因とリスクを想定し、未然に回避又は被害を受けても
速やかに回復できるように方針や行動手順を規定したもの
解説
BCP (Business Continuity Plan、事業継続計画)
災害や事故、システム障害などの発生により、限られた経営資源で
最低限の事業活動を継続し、目標復旧時間以内に再開するために、
事前に策定する計画です。
BCPを作成するときには自社の抱えているリスクを洗出し、
各リスクの優先順位付けを行い、行動計画を決めていきます。
ア バランススコアカード (balanced scorecard、BSC)の説明です。
イ BPR (Business Process Reengineering、業務プロセス改革)の説明です。
ウ BPO (Business Process Outsourcing)の説明です。
エ BCP (Business Continuity Plan、事業継続計画)の説明です。
問 62
解答 イ(実体関連ダイアグラム)
解説
エンタープライズアーキテクチャ (Enterprise Architecture、EA)
エンタープライズアーキテクチャは以下の四つの体系から構成されている。
ビジネスアーキテクチャ(業務体系)
業務の企画立案や処理過程、情報の流れを示すモデルです。
機能構成図(DMM)、機能情報関連図(DFD)
業務説明書、業務流れ図(WFA)
データアーキテクチャ(データ体系)
情報処理に必要となるデータと、データ間の関係を示すモデルです。
実態関連ダイアグラム(ERD)、データ定義表
情報体系整理図(UMLクラス図)
アプリケーションアーキテクチャ(適用処理体系)
業務・システムの構成について、情報システムの面から示すモデルです。
情報システム関連図、情報システム機能構成図
テクノロジアーキテクチャ(技術体系)
ハードウェアやソフトウェア、セキュリティ構成を示すモデルです。
ネットワーク構成図、ソフトウェア構成図、ハードウェア構成図
問 63
解答 ウ(UML)
解説
ア DFD (Data Flow Diagram、データフロー図)
データの発生から処理、蓄積までの流れを図にしたものです。
データの流れを視覚的にわかりやすく表現する図である。
情報システムのデータの流れを表現する図である。
イ E-R図 (Entity-Relationship Model Diagram)
実体及び実体間の関連という概念を用いて
データの構造を視覚的に表現したものです。
対象とする世界を実体と関連の二つの概念で表現する図である。
データを実体、関連、属性という三つの要素でモデル化する表記法です。
ウ UML (Unified Modeling Language、統一モデリング言語)
オブジェクト指向モデルを表現する図である。
オブジェクト指向のソフトウェアの設計を行うときに
作成する設計資料(図)の統一的な記法のことです。
UMLで定義されているプログラムの構造図には、
クラス図、コンポーネント図、パッケージ図などがあり、
プログラムの振る舞い図には、
シーケンス図、ユースケース図、状態遷移図、
コミュニケーション図などがあります。
エ 状態遷移図 (State Transition Diagram)
システムとして複数の状態を持つ場合に、どういった条件で
状態が移り変わっていくかを図にしたものです。
時間や行動などに応じて、状態が変化する状況を表現する図である。
プロセス制御などの事象駆動(イベントドリブン)による
処理の仕様を表現する方法
システムの状態がどのように推移していくかを視覚的に表現したものです。
問 64
解答 イ(SaaS)
解説
ア ERP (Enterprise Resource Planning、経営資源計画)
企業全体の経営資源の配分を有効かつ総合的に計画して管理し、
経営の効率向上を図ることである。
企業の経営資源を有効に活用して経営の効率を向上させるために、
基幹業務を部門ごとでなく統合的に管理するための業務システムのこと
イ SaaS (Software as a Service)
インターネット経由でアプリケーションの機能を提供するサービス。
利用者は、必要な機能だけを必要なときだけ利用できる。
ソフトウェアをサービスとして提供するビジネスです。
従来のようにソフトウェアを購入してもらい対価を払ってもらうのではなく、
インターネットを通じてソフトウェアの機能を提供し、その使用料を課金します。
ウ SCM (Supply Chain Management)
購買、生産、販売及び物流を結ぶ一連の業務を、
企業間で全体最適の視点から見直し、納期短縮や在庫削減を図る手法
製品の受発注、在庫管理、物流、資材の調達など、
企業活動全般を統合的に管理することで、
余分な在庫の削減、効果的な資材調達を実現し、
コスト削減受注から製品発送までの時間短縮を行なうための手法のことです。
自社だけでなく関連企業と情報共有する必要があります。
エ XBRL (eXtensible Business Reporting Language)
文書情報やデータの構造を記述するためのマークアップ言語であるXMLを、
財務情報の交換に応用したデータ記述言語である。
財務報告用の情報の作成・流通・利用ができるように標準化した規約であり,
適用業務パッケージやプラットフォームに依存せずに
財務情報の利用が可能となる。
問 65
解答 ア
新しい業務の手順やルール、制約条件を明確にし、利害関係者間で合意する。
解説
要件定義プロセス
システムやソフトウェアを開発するときに、
開発依頼元が求める機能や性能を明確にし、
開発依頼元と開発者間で合意することが目的です。
要件定義を作成するためには、システムの概要などが書かれた文書が
インプットになる。
また、要件定義を行うためには現状の業務の調査を
しっかりと行うことが必要である。
目的
新しい業務のあり方や運用をまとめた上で、
業務上実現すべき要件を明らかにすること
システムの仕様を明確化し、それを基に
IT化範囲とその機能を具体的に明示すること
新たに構築する業務とシステムの仕様を明確化し、システム化範囲を明示する。
ア 要件定義プロセスの説明です。
イ IT投資評価の説明です。
ウ 事業計画プロセスの説明です。
エ システムテストの説明です。
問 66
解答 イ
開発、保守、運用に関する費用と投資効果を明確にする。
解説
システム化計画
業務のシステム化を実現するために、企画プロセスで立案する実施計画です。
計画にあたって、新システムの開発・運用にかかる費用や、投資効果を確認し、
システム化するメリットを明確にしておく必要があります。
ア コストと効果から開発先を検討します。
イ システム化計画で考慮する内容です。
ウ 他社で成功したシステムが、自社でも成功するとは限りません。
エ システム開発計画で考慮する内容です
問 67
解答 イ(経営戦略への貢献を明確にしていること)
解説
システム管理基準
組織が経営戦略に沿って効果的な情報システム戦略を立案し、
戦略に基づいて情報システムの企画、開発、運用、保守を行う中で、
効果的な管理するための基準です。
情報戦略を立案し、効果的な情報システム投資とリスク低減をするための
コントロールを適切に整備・運用するための事項をとりまとめたもの
ア 事業継続計画の説明です。
イ 全体最適化の説明です。
ウ 保守業務の説明です。
エ 人的資源管理の方針の説明です。
問 68
解答 ウ
最強の競合相手又は先進企業と比較して、製品、サービス
及びオペレーションなどを定性的・定量的に把握することである。
解説
ベンチマーキング (benchmarking)
優れた業績を上げている企業との比較分析から、自社の経営革新を行う。
自社のビジネスプロセスを分析・把握し、成功している他社の
ベストプラクティス(優れた事例)と比較して、ギャップ(差)を洗い出し、
これを抜本的に改善・改革することです。
ア ERP (Enterprise Resource Planning、企業資源計画)の説明です。
イ BPR (Business Process Re-engineering)の説明です。
ウ ベンチマーキング (benchmarking)の説明です。
エ コアコンピタンス (core competence)の説明です。
問 69
解答 ウ
製品戦略、価格戦略、チャネル戦略、プロモーション戦略などを
適切に組み合わせて、自社製品を効果的に販売していくこと
解説
マーケティング・ミックス
製品を効果的に販売するために、
複数の戦略を適切に組み合わせることをいいます。
マーケティング・ミックスの基本的な戦略要素として
4P理論:売り手側の視点
製品戦略(Product)
価格戦略(Price)
チャネル戦略(Place)
プロモーション戦略(Promotion)
4C理論:顧客側の視点
顧客ソリューション(Customer solution)
(顧客価値(Customer value))
顧客コスト(Customer cost)
利便性(Convenience)
コミュニケーション(Communication)
ア 市場細分化戦略の説明です。
イ PPM (Product Portfolio Management)の説明です。
ウ マーケティングミックスの説明です。
エ プロダクトライフサイクル (product life cycle)の説明です。
問 70
解答 エ
商品Sの新規顧客人数は、商品Cの購入者のうち
商品Sを購入する人数より少ないと予想している。
解説
ア
商品Aの購入者が商品Qを購入すると予想している人数は、
10,000×0.3 = 3,000人
である。
イ
商品Bの購入者が商品P、Q、R、Sを購入すると予想している人数の割合は、
0.1 + 0.6 + 0.1 + 0.1 = 0.9
なので、全員ではない。
ウ
商品A,B,Cの購入者が商品Pを購入すると予想している人数は
商品A:10,000×0.5 = 5,000人
商品B:20,000×0.1 = 2,000人
商品C:80,000×0.1 = 8,000人
なので、商品Aの購入者が占める割合は約33%です。
エ
商品Cの購入者が商品Sを購入すると予想している人数は
80,000×0.3 = 24,000人
となり、商品Sの新規顧客人数の方が少ない。
したがって
エ
商品Sの新規顧客人数は、商品Cの購入者のうち
商品Sを購入する人数より少ないと予想している。
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解答と解説
問 61
解答 エ
事業中断の原因とリスクを想定し、未然に回避又は被害を受けても
速やかに回復できるように方針や行動手順を規定したもの
解説
BCP (Business Continuity Plan、事業継続計画)
災害や事故、システム障害などの発生により、限られた経営資源で
最低限の事業活動を継続し、目標復旧時間以内に再開するために、
事前に策定する計画です。
BCPを作成するときには自社の抱えているリスクを洗出し、
各リスクの優先順位付けを行い、行動計画を決めていきます。
ア バランススコアカード (balanced scorecard、BSC)の説明です。
イ BPR (Business Process Reengineering、業務プロセス改革)の説明です。
ウ BPO (Business Process Outsourcing)の説明です。
エ BCP (Business Continuity Plan、事業継続計画)の説明です。
問 62
解答 イ(実体関連ダイアグラム)
解説
エンタープライズアーキテクチャ (Enterprise Architecture、EA)
エンタープライズアーキテクチャは以下の四つの体系から構成されている。
ビジネスアーキテクチャ(業務体系)
業務の企画立案や処理過程、情報の流れを示すモデルです。
機能構成図(DMM)、機能情報関連図(DFD)
業務説明書、業務流れ図(WFA)
データアーキテクチャ(データ体系)
情報処理に必要となるデータと、データ間の関係を示すモデルです。
実態関連ダイアグラム(ERD)、データ定義表
情報体系整理図(UMLクラス図)
アプリケーションアーキテクチャ(適用処理体系)
業務・システムの構成について、情報システムの面から示すモデルです。
情報システム関連図、情報システム機能構成図
テクノロジアーキテクチャ(技術体系)
ハードウェアやソフトウェア、セキュリティ構成を示すモデルです。
ネットワーク構成図、ソフトウェア構成図、ハードウェア構成図
問 63
解答 ウ(UML)
解説
ア DFD (Data Flow Diagram、データフロー図)
データの発生から処理、蓄積までの流れを図にしたものです。
データの流れを視覚的にわかりやすく表現する図である。
情報システムのデータの流れを表現する図である。
イ E-R図 (Entity-Relationship Model Diagram)
実体及び実体間の関連という概念を用いて
データの構造を視覚的に表現したものです。
対象とする世界を実体と関連の二つの概念で表現する図である。
データを実体、関連、属性という三つの要素でモデル化する表記法です。
ウ UML (Unified Modeling Language、統一モデリング言語)
オブジェクト指向モデルを表現する図である。
オブジェクト指向のソフトウェアの設計を行うときに
作成する設計資料(図)の統一的な記法のことです。
UMLで定義されているプログラムの構造図には、
クラス図、コンポーネント図、パッケージ図などがあり、
プログラムの振る舞い図には、
シーケンス図、ユースケース図、状態遷移図、
コミュニケーション図などがあります。
エ 状態遷移図 (State Transition Diagram)
システムとして複数の状態を持つ場合に、どういった条件で
状態が移り変わっていくかを図にしたものです。
時間や行動などに応じて、状態が変化する状況を表現する図である。
プロセス制御などの事象駆動(イベントドリブン)による
処理の仕様を表現する方法
システムの状態がどのように推移していくかを視覚的に表現したものです。
問 64
解答 イ(SaaS)
解説
ア ERP (Enterprise Resource Planning、経営資源計画)
企業全体の経営資源の配分を有効かつ総合的に計画して管理し、
経営の効率向上を図ることである。
企業の経営資源を有効に活用して経営の効率を向上させるために、
基幹業務を部門ごとでなく統合的に管理するための業務システムのこと
イ SaaS (Software as a Service)
インターネット経由でアプリケーションの機能を提供するサービス。
利用者は、必要な機能だけを必要なときだけ利用できる。
ソフトウェアをサービスとして提供するビジネスです。
従来のようにソフトウェアを購入してもらい対価を払ってもらうのではなく、
インターネットを通じてソフトウェアの機能を提供し、その使用料を課金します。
ウ SCM (Supply Chain Management)
購買、生産、販売及び物流を結ぶ一連の業務を、
企業間で全体最適の視点から見直し、納期短縮や在庫削減を図る手法
製品の受発注、在庫管理、物流、資材の調達など、
企業活動全般を統合的に管理することで、
余分な在庫の削減、効果的な資材調達を実現し、
コスト削減受注から製品発送までの時間短縮を行なうための手法のことです。
自社だけでなく関連企業と情報共有する必要があります。
エ XBRL (eXtensible Business Reporting Language)
文書情報やデータの構造を記述するためのマークアップ言語であるXMLを、
財務情報の交換に応用したデータ記述言語である。
財務報告用の情報の作成・流通・利用ができるように標準化した規約であり,
適用業務パッケージやプラットフォームに依存せずに
財務情報の利用が可能となる。
問 65
解答 ア
新しい業務の手順やルール、制約条件を明確にし、利害関係者間で合意する。
解説
要件定義プロセス
システムやソフトウェアを開発するときに、
開発依頼元が求める機能や性能を明確にし、
開発依頼元と開発者間で合意することが目的です。
要件定義を作成するためには、システムの概要などが書かれた文書が
インプットになる。
また、要件定義を行うためには現状の業務の調査を
しっかりと行うことが必要である。
目的
新しい業務のあり方や運用をまとめた上で、
業務上実現すべき要件を明らかにすること
システムの仕様を明確化し、それを基に
IT化範囲とその機能を具体的に明示すること
新たに構築する業務とシステムの仕様を明確化し、システム化範囲を明示する。
ア 要件定義プロセスの説明です。
イ IT投資評価の説明です。
ウ 事業計画プロセスの説明です。
エ システムテストの説明です。
問 66
解答 イ
開発、保守、運用に関する費用と投資効果を明確にする。
解説
システム化計画
業務のシステム化を実現するために、企画プロセスで立案する実施計画です。
計画にあたって、新システムの開発・運用にかかる費用や、投資効果を確認し、
システム化するメリットを明確にしておく必要があります。
ア コストと効果から開発先を検討します。
イ システム化計画で考慮する内容です。
ウ 他社で成功したシステムが、自社でも成功するとは限りません。
エ システム開発計画で考慮する内容です
問 67
解答 イ(経営戦略への貢献を明確にしていること)
解説
システム管理基準
組織が経営戦略に沿って効果的な情報システム戦略を立案し、
戦略に基づいて情報システムの企画、開発、運用、保守を行う中で、
効果的な管理するための基準です。
情報戦略を立案し、効果的な情報システム投資とリスク低減をするための
コントロールを適切に整備・運用するための事項をとりまとめたもの
ア 事業継続計画の説明です。
イ 全体最適化の説明です。
ウ 保守業務の説明です。
エ 人的資源管理の方針の説明です。
問 68
解答 ウ
最強の競合相手又は先進企業と比較して、製品、サービス
及びオペレーションなどを定性的・定量的に把握することである。
解説
ベンチマーキング (benchmarking)
優れた業績を上げている企業との比較分析から、自社の経営革新を行う。
自社のビジネスプロセスを分析・把握し、成功している他社の
ベストプラクティス(優れた事例)と比較して、ギャップ(差)を洗い出し、
これを抜本的に改善・改革することです。
ア ERP (Enterprise Resource Planning、企業資源計画)の説明です。
イ BPR (Business Process Re-engineering)の説明です。
ウ ベンチマーキング (benchmarking)の説明です。
エ コアコンピタンス (core competence)の説明です。
問 69
解答 ウ
製品戦略、価格戦略、チャネル戦略、プロモーション戦略などを
適切に組み合わせて、自社製品を効果的に販売していくこと
解説
マーケティング・ミックス
製品を効果的に販売するために、
複数の戦略を適切に組み合わせることをいいます。
マーケティング・ミックスの基本的な戦略要素として
4P理論:売り手側の視点
製品戦略(Product)
価格戦略(Price)
チャネル戦略(Place)
プロモーション戦略(Promotion)
4C理論:顧客側の視点
顧客ソリューション(Customer solution)
(顧客価値(Customer value))
顧客コスト(Customer cost)
利便性(Convenience)
コミュニケーション(Communication)
ア 市場細分化戦略の説明です。
イ PPM (Product Portfolio Management)の説明です。
ウ マーケティングミックスの説明です。
エ プロダクトライフサイクル (product life cycle)の説明です。
問 70
解答 エ
商品Sの新規顧客人数は、商品Cの購入者のうち
商品Sを購入する人数より少ないと予想している。
解説
ア
商品Aの購入者が商品Qを購入すると予想している人数は、
10,000×0.3 = 3,000人
である。
イ
商品Bの購入者が商品P、Q、R、Sを購入すると予想している人数の割合は、
0.1 + 0.6 + 0.1 + 0.1 = 0.9
なので、全員ではない。
ウ
商品A,B,Cの購入者が商品Pを購入すると予想している人数は
商品A:10,000×0.5 = 5,000人
商品B:20,000×0.1 = 2,000人
商品C:80,000×0.1 = 8,000人
なので、商品Aの購入者が占める割合は約33%です。
エ
商品Cの購入者が商品Sを購入すると予想している人数は
80,000×0.3 = 24,000人
となり、商品Sの新規顧客人数の方が少ない。
したがって
エ
商品Sの新規顧客人数は、商品Cの購入者のうち
商品Sを購入する人数より少ないと予想している。
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